「…じゃあなんとしても試合にもどれや??」


悠の手にはテーピングのテープがあった。


「俺の野球用のだけど…大丈夫だろう?」


悠…。


悠はなにも言わずにテーピングをしだした。


「ありがとうな…」


「…気にすんなよ?俺ら親友だろ?」


そうだ…


なにをしたって試合にもどってやる。