あたし達は場所を移動して…


グラウンドに近い自転車置き場に来た。


「で、話って?」


「俺…お前にどうしてもいいたいことがあって。」


真っ直ぐな佐野君の目があたしにむけられる。


ドキッ。


アタシの心臓は高鳴りを覚えた。


「…うン。なに?」