後悔の念が押し寄せる


もしかしたら怪我をしても私が行っていたらなにかが変わったかもしれない、そもそも私があのとき行くよう勧めなければよかったんだ



涙が止まらなかった



その後国葬が盛大に執り行われた



2人が亡くなったことで例外的にまだ13歳のレイラに女王という役職が回ってくる



次から次へと様々なことをこなす目まぐるしい毎日



国民はみな幼い頃から自分たちに尽くしてくれていた心優しいレイラを知る人がとても多く、女王になることに異論がある人はいなかった



だからこそレイラも頑張ることが出来た



しかしその忙しさゆえに迫り来る悪夢に気づくことが出来なかった