「ッギャーっ!!」

階下から聞こえてきた凄まじい絶叫に、私、本城柚香は飛び起きた。

「ったく。何なの……?」

睡眠を妨害されたことに少し腹を立て、小さく舌打ち。他に誰もいない部屋に向かって1人呟いた。