5ヵ月で私たちは愛し合った。




メールも毎日の様にして、
学校も一緒に下校して、
何不自由なく過ごしていたのに。



ある日、廉と電話をしていたら
電話の向こうから
親の声がしていた。



新たな真実....


私は廉の親に嫌われていて
付き合う事に反対されていたんだ。



なのにも関わらず廉は
私に優しくて淡い笑顔で
癒してくれた。





その笑顔が、

その声が、

その優しさが、



私の心を傷つけていた。





それでも私は廉の前で
笑顔をふるまっていた。