私は眠りについた。
亜蓮side
バタンッ
俺は今風呂から出た。
柚寝てんだろうな…
最近あんまり寝れてなさそうだったし。
ま、あの家で安心して寝れないよなw
俺も寝るか〜
ガチャッ
俺は寝室に向かった。
…やっぱり。
そこには柚が寝ている姿。
スヤスヤと規則正しい吐息をたてている。
柚香「…スー…スー…スー」
可愛いな…
俺も寝るか〜
俺は目覚ましをセットして柚に口付けをして眠りについた。
亜蓮「おやすみ…」
チュッ
次の日
ジリジリジリジリッ
亜蓮「ん…」
柚香「ん…?」
パシッ
朝か…
亜蓮「はよ…柚」
柚香「ん…?朝…?」
寝ぼけてんなw
亜蓮「学校だぞ?遅刻すんぞ?」
柚は基本朝は食べない。
俺もな。
週間付けると任務の時体調が悪くなるしな。
時々1日かけて仕事する事もあるし…w
柚もあの家で少ししか食べていないはずだ。
柚香「え…あ、そうか学校か…」
眠そうに目を擦る柚が愛おしくて柚に怒られるまで頭を撫でていた。
柚香「じゃあ先に行くね?」
本当は一緒に行きたいが…
桃香や龍星に見つかったら大変だからな…
亜蓮「おう。」
バタンッ
さーて…俺も5分後に出るか…
そろそろ行くか…
俺はカバンと柚の手作り弁当を持った。
まじ最高だわ…
ガチャッ
俺は扉を開けた。
今から俺は…爽やかな…高嶺亜蓮になる。
キャーーーー!!
俺が校門に着くと女共がキャーキャーわめく。
どうせ俺の顔しか見ていない奴らだ。
俺の笑顔が嘘だとも知らずに。
桃香だってそうだ。
対して俺のことを知らないくせに好きになるとか…俺には無理だな。
柚はちゃんと俺を見てくれた。
これだけ差があるのに…なぜ桃香を愛するのかが分からない。
ぜってぇ柚を愛するべきだろ。
俺からすれば守ってやりたくなるのは柚だな。
ま…惚れたからなのかもしれねぇけどな。
そんな事を思いながら屋上へ向かった。
ガチャッ
昨日、珍しく学校にとか言ってたけど…アイツらが桃香を姫にするとか言ってっから…暫くはしっかり通うらしい。
ま、サボりだけどな。
この学校はテストさえ受ければいいからな。
龍馬「あ、おはよ!」
俺にいち早く気づいたのは龍馬だ。
亜蓮「おはよ〜」
匠海「…はよ」
俊「はよ〜」
俺の作り笑いに気づいた奴は柚だけ。
柚の作り笑いは俺よりも見破りずらい。
俺も何とか見破れたぐらいだ。
そんな俺の作り笑いに表の世界の族が気づくわけが無い。
気づいたらビックリだな。
そんな時、匠海が衝撃的な言葉を放った。