桃香「良かった〜」
何がいいんだか…
私の言葉の意味分かってないでしょ…
柚香「ふふ…でも友達との時間も大切にするからね。」
出来れば話しかけて欲しいとも思わないけど…ね。
母親「そう言えば…桃香、お友達出来たの?」
桃香「うんっ!男の子2人と!」
男しか出来なかったのねw
ま…あの幹部と総長でしょ。
母親「そう、良かったわね〜」
桃香「あとね!すごくかっこいい男の子が居て…一目惚れしちゃった…///」
ふーん…絶対亜蓮じゃん…
私と同棲してんのバレたら泣くんだろうな…
母親「あら…どんな子なの?」
桃香「んーとね…亜蓮くん!!」
ほら…やっぱり。
母親「そうなの…付き合ったら家に連れて来なさいね!」
んーと…じゃあ私の彼氏として連れて行こうかな…www
桃香「うんっ!それでね…」
その後ご飯を食べた私はパソコンと荷物を持ち、仕事場に向かった。
ガチャッ
柚香「アヤ〜」
そう、私の今日の仕事場は辻本組の離れにある、私達トップレベルの人しか入ることの出来ない部屋に居る。
そう言えば…しっかり紹介してなかったよね。
私…いや俺がユズ。
レンが亜蓮。
アヤが綾人。
大和は辻本組の若頭。
実力的には私達がトップ。
でも今は組長である時田には勝てない設定にしてる。
時田より強くなったってバレたら…殺されるかもしれないからね…
綾人「どした?」
柚香「実はさ〜____」
俺は今日あった亜蓮との会話の話と家を出て亜蓮と暮らす事を話した。
綾人「そうか…俺にもわかんねぇけど…とりあえずこれは…チャンスだな。」
柚香「だよね…」
あ、今日の仕事はね?
情報管理!
裏の世界の情報におかしな所はないか判断して…時田に異変があったら教えるって事。
意外と大変だから2人係でやるんだ。
仕事を初めてから1時間半が経った頃。
カチッ
柚香「ふぅ…特に異常なし…か。」
仕事が終わった。
綾人「俺も〜」
柚香「んじゃ帰るわ。」
早く亜蓮に会いたいし…
綾人「そ。亜蓮とイチャイチャしてくんのか。」
っ…バレてる…
柚香「…まぁね。とゆー事でバイバイ〜」
バタンッ
亜蓮side
コンコンッ
俺は今、仕事を終えて辻本組の若頭である大和の部屋に任務完了の報告をしに来た。
大和「…入れ」
ここでは友達ではなく、組員と若頭の関係。
ま、ここに入ってしまえば友達に戻るけどな。
この部屋は今大和が大きな声を出したから聞こえる。
だから部屋の中は小さな声で話せば聞こえないのだ。
そんな事を思いながら扉を開けた。
ガチャッ
バタンッ
亜蓮「全国4位と5位を潰し終えました。」
辻本組は時田が仕切っている。
ユズも俺もアヤも時田が目障りだと思う族を潰さなければ行けない。
今の所、正統派は潰していないが…
潰す事になるのも時間の問題かもな。
正統派だけじゃ辻本組には適わない。
だから残しておいている。
大和「そうか…ご苦労さま。」
亜蓮「…おう。」
あの話…してみるか…
大和「ん?なんかある?」
さすが若頭だな。
時田は完全に大和を信頼している訳じゃない。