と言ってただそらを眺め始めた。

それを見て楓さんがクスリと笑った後に

「そういえばね。この人私の花嫁姿見た瞬間なにしたとおもう?」

「おい。」

「この人ったら私のお母さんの簪以外抜き取ったのよ。おかしいでしょ。」

龍さんの顔見ると少し赤くしてムスっとしながら

「仕方ないだろ。他の者たちの下心満載の飾りなんてつけさせたたまるか。気持ち悪くて仕方ない。それに微量に瘴気も宿っていたからな。大方だれかの妬みだろう。」

「え?それって誰かに呪われていたかもしれないっということですか?」

こわ!今の時代でもそんなのあるわけ!

「それをこの人が助けてくれたのよ。」