中一といえば、NARUTOという漫画に出会ったのも印象に残ってる。ナルトの辛い過去に共感し、もっと強くならねばと思い、ナルトを目標にして生きて行こうと大袈裟な考えをするようになった。NARUTOがあまりにも好きすぎてべったりしてた。でもNARUTOを知ってる人も沢山居たので話題作りがしやすくてよかった。
 
嬉しい出来事もあった。一台の字幕放送のチューナーが我が家にやってきた。時代的に随分遅い購入だ。今までテレビはバラエティしか見てなく、テロップを頼りにして見てきた。字幕チューナーのおかげで世界が変わった。当時あった土曜日六時台のアニメを毎週見るようになった。アニメも今までは絵だけしか見てなくて音は効果音を聞いて楽しむ程度だったのに字幕があるとセリフがよく分かって仰天モノだった。アニメってこんなに面白いものだったんだなぁと実感した。そこから私は本格的にアニメオタクの道を歩むことになってしまったのである。