六年生になると、当然、自分より下の学年を引っ張って行かなければならない。私も障害とは関係なく引っ張っていかなければならないことを沢山経験した。
 
掃除の班は縦割り(一年から六年生まで)に構成されてるため、六年生のほとんどは班長を経験する。
私は班長が不在の時、または掃除場所によっては私が班長をやらねばならないときがあった。
例えば、掃除が終わった後のミニ反省会の進行や掃除の指示など。
 
私はみんなを引っ張っていく自信がないため、すごく嫌だった。
だが、なんとか乗り切った。いい経験にもなった。班の人も、私が耳が不自由だということはなんてなく知ってたので大目に見てくれた(?)部分もあった。