「三年生」という1年間は実に不思議なものだった。障害という壁が少しずつなくなっていくような感じがした。勉強もよくわかるようになったし、何よりも担任の先生からのサポートもあって、これまでにない楽しい学校生活を送ることができるようになった。
 
しかし、友人の会話は満足にいかないまま終わったことが多い。この課題はまだまだ続くのであった。