紹介が終わると、井上君は、窓側の1番後ろの隅っこに席を作ってもらい座ることになった。
後ろを振り向き、私の席は前から2番目の廊下側だから全然接点ないな〜なんて思いながら、前を向く。
井上くんを知ったのは、7.8。夏休みに入る前のことだった。