文化祭前々日

塾に入ったときにちょうど優紀が帰るところだった

優紀は友達と自習室にいた。私は優紀の友達に呼び止められてすこし話てから出た。後ろに優紀がついてきていて、
呼び止められた。


私は久しぶりに優紀からはなしかけられて、ビックリした。

「おぉ--い」

優紀の声にハッとした。

「なに?珍しいじゃん優紀からはなしかけてくるなんて?」
私はそっけなく返した

「珍しいかなぁ…」

「とってもね!」

「そぅか、まぁいいや、それで明日の事なんだけど…」

「明日って文化祭前日の準備でしょ?優紀と役員違うよね」

「いゃ、文化祭のことじゃなくて…」

「えぇ~、じゃぁなに?」

「えっと、明日一緒に帰れるか?」

「えっ!?」

「なんか用事あった??」

「なにもないけど…?」

「じゃぁ大丈夫だよね?」

「たぶん…?」

「たぶんじゃだめ!!絶対だから-、じゃぁ勉強がんばれょ!!」

どういうこと!?

優紀が一緒に帰ろうなんて誘ってきたよ!!!!あした嵐になっちゃうじゃん!?


歩こうとするとポケットに違和感があった

手を入れてみると、紙が入っていた。

「勉強がんばぁ!!
   by優紀」

優紀からのメッセージだった


…………


優紀からのお誘いがありその日はぐっすりとねむれた。