「悪く思わないで。私だってまだ斗真を愛してるの。申し訳ないけど、はいそうですか、分かりましたってならないわよ…」




こんなこと言ったらますます私への気持ちは薄れるかもしれないけど…
私は彼の妻。
言う権利はあるわ











「そっか。沙絵はそう言うって思った。絶対に自分が納得するまでやる。」


斗真は、私に断られたのに
どこか嬉しそうな…少し笑みを浮かべていた。