♪〜♪〜
午前0時を示すアラームが鳴る。





「…じゃ、斗真おやすみなさい。」


いつものように腕枕をあっけなく抜かれてしまった私は彼におやすみを言った。








「このまま、少し待っててくれないか?」






ランプを消そうとした時に、斗真はいつ隠していたんだろうか。ベットのサイドテーブルから1枚の紙を出してきた。





それは、一年前に交わした夫婦関係契約の書類だった。