「…うぅ…気持ち悪い…。」
突然の吐き気で目が覚めた。
急いでトイレへ駆け込む私。
「…やってしまった。私、お酒好きだけど弱いのよね…」
頭がクラクラする
時計を確認すると午前4時…
「最悪…せっかくの斗真との時間無駄にした。しかもビールを2本飲んでワイン半分飲む時には記憶が曖昧だったわ…」
なんか言ってはいけないような事を斗真に言ってしまったような…
「今更遅いし、記憶が曖昧過ぎて弁解も何もできないわ…」
とりあえずトイレから出た。
キッチンでミネラルウォーターを飲んでいると
玄関が開く音が聞こえた。
「あ、起きたのか…」
そこに居たのは外から帰ってきた斗真だった。
その手には彼らしくない可愛らしい紙袋。
…そう…
アノ人に会っていたのね…