今日は土曜日。 仕事がお互い休みというのもあり、本来であればデートをしたり、家で映画を見たり楽しい1日になるはずだった。 でも、今は今までにない重くて暗い空気が流れていた。。 私達はあれから1時間くらい何も話さず同じ空間にいた。。 「…沙絵は考えまとまった?」 斗真が突然口を開いた。 私の考え…。 そんなの最初から決まっている。 ワガママかもしれないけど、斗真の手を離したくない。 でも、それで本当に良いのだろうか…