「おはよ…」 あれから一晩中考えて寝つけなくて、気がついたら朝日がカーテンの間から差し込んでいた。 頭が、ボーッとしていて胃がキリキリして… モヤモヤした気持ちでリビングに向かったら、すでにソファに座ってコーヒーを飲んでいる斗真がいた。 「…おはよう。」 私も斗真に挨拶を返した。 きっと彼も眠れなかったんだろう。 目を擦ってソファに深く座っていた。