ソファーの後ろの扉を指差すと
さっさと部屋へ入っていった。



「ちょっ!…」



「雪?」



部屋に入るとさっそく雪に
話しかけてる高嶋。



「ん…」



「雪?どうだ調子は…」



高嶋がいるのも無視して、
高嶋がいる反対のベッドの横に座り
雪に話しかける。



「…あっおかえり」



「ただいま」



よかった。



あんまり調子悪そうじゃ…。



「けほっ…こほっ…」



そうでもないみたい…。



「雪…何か食べるか?」



「う…ん…あんまりほしくない…」



「何か食べないと体に悪いぞ?」



いきなり口を開いた高嶋に
めちゃくちゃ驚いてる雪。



「えっ!?なんで高し…ごほっごほっ!!」



「あぁ~もう。お前いきなり
話しかけんなよ!
驚くことわかんねぇのかよ」