部屋中に響く携帯の着信音。



「あっ、ちょっと…光輝どいて!」



「ほっとけって」



そう言ってまた続けようとしたら
すっごいでかい声で叫ばれた。



「どいて!」



俺はしぶしぶ体を起こした。



あ~あ…いいとこだったのに。



俺は再びご飯を食べ始めた。



っていうか…一緒の寝室って…。



そんなの俺毎晩どうすればいいんだよ。



隣では雪が寝てて…それが毎晩…。



絶対!!!無理っっ!!!



我慢できないっっ…。



寝れねぇよ…。



「え…えぇぇぇ!!??」



うわっ…びっくりした。



いきなり叫んだ雪。



「それ本当!?」



なんだ?