「あぁ、ってか一緒に住んでんだよ」



「はぁ!?」



「あれアニキ知らねぇの?
俺、ちゃんと保護者の欄に山村光輝って
書いたんだけど…」



「一緒に住んでるってお前何してんだ?」



「え?まぁ…いろいろ…ぐっ!」



俺がごまかしてる時背中に
誰かぶつかった。



「ってぇ…雪?」



背中を押さえながら後ろを除いた。



俺の背中に抱きついて
笑いながら見上げてる雪。



「あははっ!光輝~」



「お前おせぇんだよ!何分待たせんだ」



「ごめん!今日日直なの忘れてて…。
あっ!山村先生。
ご結婚おめでとうございます!」



アニキを見ておじぎをした。



「あぁ、ありがとう。…山村?
お前光輝と付き合ってんの?」



「え?…光輝知り合い?」



「うん。アニキ」



「へぇ~…アニキ…えぇ!?」



お笑い芸人並みの
リアクションで驚いた雪。