乗り越えられたと本気で思ってた

3ヶ月前の傷は、もう癒えたと…


でも、そんなのはただの思い込みだったに過ぎないのかもしれない


今私の心の中には、まだあなたがいる


私を誰よりも愛してくれて、大切にしてくれる人が今隣にいるのに、私の心の中には別の誰かが存在している


最低…


消えない…消えない…


消したくて仕方がないのに、思い出す思い出は終わりを知らない


痛くて、苦しくて

胸が張りさけそうなくらい辛いの


そんな私は暗闇で泣くしかなくて

罰…かな?


勢いで付き合った人

いけなかった?


私の今までの彼氏も、始まりはこうだったよ?
出会って間もなかったけど、勢いや流れて付き合って…
でもみんな、本気で好きになった


どうして?

どうして私は、孤独を感じて泣くの?


孤独じゃないじゃない


泣き続ける私は、夢の世界へと眠りにつく


朝が来て、また起きる
窓から射す光は、とても明るい
憎いほどに…



「ゆうな、好きだよ」

その言葉はまるで「俺のこと好き?」と問われているようで


「私も…りくが好きだよ」

まるで、自分に言い聞かせるように