こんな時間に子どもはいない。
モシカシテ、ユウレイ…?
そんなはずないと思いながらも足が震える。
確かめないと余計怖い。
俺は勇気を出して、公園を覗いた‐。
そこにいたのは…、
「桃華(ももか)…?」
「え!?
あ…蒼生君…」
桃華だった。
桃華は泣いているようだったが、俺を見ると涙を拭って、
「どうしてこんな時間にいるの?」
「友だちと勉強会」
「そうなんだ」
無理して作った笑顔で、
「じゃまたね」
そう言って帰って行った…。
モシカシテ、ユウレイ…?
そんなはずないと思いながらも足が震える。
確かめないと余計怖い。
俺は勇気を出して、公園を覗いた‐。
そこにいたのは…、
「桃華(ももか)…?」
「え!?
あ…蒼生君…」
桃華だった。
桃華は泣いているようだったが、俺を見ると涙を拭って、
「どうしてこんな時間にいるの?」
「友だちと勉強会」
「そうなんだ」
無理して作った笑顔で、
「じゃまたね」
そう言って帰って行った…。