授業中、桃華を見ていた。
髪の毛を切っても、桃華は可愛い。

あんまりジーッと見ていたものだから、桃華と目が合った。
桃華は気まずそうに、目線を外した。
…そりゃそうだ。
だって俺は桃華を振ったんだから…。
それでも俺は傷付いてしまった…。

数ヶ月後、

「好きです。
付き合って下さい」

今度は夏喜に告白された。

その頃には、桃華への気持ちも吹っ切った…わけもなく、未練がましく、桃華を想っていた…。

だけれど、付き合えるはずもなく、俺は夏喜と付き合う事にした‐。