きみはハリネズミ

青春・友情

依兎/著
きみはハリネズミ
作品番号
1575775
最終更新
2019/10/20
総文字数
30,217
ページ数
73ページ
ステータス
完結
PV数
31,214
いいね数
3
青春は痛くて、



痛くて、



イチゴミルクの味がした。




───────────────

過去のある出来事から心を閉ざした少女
【高坂なこ Nako Kousaka】

×

学校一の爽やか男子
【茅ヶ崎律 Ritsu Chigasaki】

───────────────



「茅ヶ崎くんなんて大嫌い」



2019.10.7公開
2019.10.20完結
2022.1.26 『読者が選ぶ!次世代作家を応援しよう!特集』青春・友情部門選出

弓削 あずき様、古賀結衣様、氷高 ノア様、Nia.様、素敵なレビューありがとうございます❁⃘*.゚
あらすじ
過去の出来事から人を傷つけることを恐れ、他人と距離を置いて過ごす高坂なこ。ある日、なこは学校一の爽やか男子・茅ヶ崎律と文化祭の立て看板制作を任されてしまう。反発を覚えるなこに、茅ヶ崎は何故か優しく接してくれるけれど……。
心に傷を負った少女の青春成長物語。

この作品のレビュー

★★★★★
2020/06/05 15:57
投稿者: Nia. さん
ネタバレ
青春は痛くて、、、甘い

青春が蘇った。ページを捲ると、これでもかってくらい、この世界観に引きこまれる。まるで私が彼らの学校にいるみたいな感覚を呼び起こされました

ハリネズミのように棘で自分を守って、皆とは一線を画していたなこ。そんな彼女の針で覆われた心に光を燈したのは大っ嫌いな茅ヶ崎くんだった
『自分に未来を贈れるのは自分しかいないんだよ』
そう、彼は言った
なんて優しい言葉なんだろう。胸にすっと溶け込んでくる温かいメッセージ

美文、と一言で現わすことすら恐れ多いほどの綺麗な言葉たちで紡がれていて。私の心にも『届きました』

本作品の魅力はリアルな青春の淡さや輝きもそうですが、敢えて「飲み物」という形に落とし込んで表現していることだと感じています

声をあげたい。そう思っている人がいたら、私も手を差し伸べたい。

お気に入りの一文を今日も私は口ずさむ。
『震える期待に深呼吸をすれば、青空に手が届く気がした。』

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★★★★★
2020/02/04 17:59
投稿者: 氷高 ノア さん
ネタバレ
高校生を経験した人なら必ず共感できる!

ラストに感動しました。
読者の気分を操るのがすごく上手くて、落としてからの上げる構成や描写に、思わずうるっときてしまいました。
心臓をつままれたようにキュッとなる展開は、とてもリアルで、高校の文化祭を経験した人にはきっと、共感できるお話だと思います。
クラスの人達が一生懸命作り上げていく様子や、問題が起きた時の荒れ方、受験期で忙しいのに勉強と両立して文化祭も頑張らなくてはならない葛藤の気持ちなど、痛いほど伝わってきて、本当に感動しました。
きっと、自分の過去を思い出して共感できる作品だと思います。
ぜひ皆様、1度読んでみてください。
素敵なお話をありがとうございました!

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★★★★★
2019/12/04 17:53
投稿者: 古賀結衣 さん
ネタバレ
やわらかくて鋭くて。

なこちゃんの人間関係の悩みとか不安とかを抱えながらそれでも自分の本音を届けたい、そんな姿がとっても好きです!

甘くてどこか苦しい、でもどうしてか触れてしまう青春をイチゴミルク、なこちゃんの纏った固くてやわらかい鎧をハリネズミの針。
どこか矛盾したふたつをここまで綺麗に例えられるものがあるのか、と思いました。

72ページの文章が本当に好きで、特に“目を閉じて、耳を塞いで”からの文章が臆病だったなこちゃんの成長がひしひしと伝わってきて、好きで好きでしょうがない!!!


なこちゃんが茅ヶ崎くんと向き合うことで周りとも向き合えて、強くなる様子が私の大好きな依兎ちゃんの優しくてでもどこか鋭く心に訴えかけくれる文章で描かれいて読んでいて心が震えました!


読んで強くなれる、前を向ける、そんな作品でした



あと、個人的にクライマックスにかけて茅ヶ崎くんが時々“なこ”って呼んでるのが...🤫

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この作品の感想ノート

*レビュー御礼*
Nia.様

この度は『きみはハリネズミ』を見つけてくださってありがとうございます。なこや茅ヶ崎、尋たちがNia.様に出逢えたこと、心から嬉しく思います。

なこは私にとっては特別な存在ですが、読んでくださっている方には自分を投影できる普通の女の子であって欲しいと思っていたので、なこたちを身近に感じてもらえて作者冥利に尽きます。さらに『届きました』と言っていただけて、執筆時の迷いが一気に晴れた気がしました。なこが茅ヶ崎の言葉に救われたように、私もNia.様の言葉に心が温かくなりました。また、モチーフにした飲み物にも色んな想いを込めていたので、気がついて貰えてとても嬉しかったです。

飲み込んでしまった声や想いに、『きみはハリネズミ』を通して手を伸ばしたいと思ってくださったなら、それはきっと本作にとって1番喜ばしいことだと思います。Nia.様の優しさが誰かの光になりますように。そう願わずにはいられません。
優しさ溢れたレビューをありがとうございました。Nia.様のお言葉を大切に、また新しい作品を紡いでいこうと思います。

依兎さん
2020/06/07 16:16

*レビュー御礼*
氷高 ノア様

『きみはハリネズミ』と出逢ってくださったこと、心より感謝致します。読んでくれてありがとう(⸝ᵕᴗᵕ⸝⸝)
世の中には全てが上手くいくことなんてひとつもなく、それは私自身も、なこたちも同じことだと思っています。小説の中だからと痛みや苦しみを払い除けてあげることはしたくなかった。迷いながら執筆した結末をこんなにも報われる形で紡いで頂けたのは、私の一生の宝物です。
たくさんの人が共感できる作品になって欲しいと、敢えて身近な題材をテーマにしていたので、「リアル」という言葉がとてもとても嬉しかったです。
その時にしか書けないもの、想い、風景……これからも、今を武器に一歩一歩頑張っていこうと思います。その時はきっとこのレビューが何よりも私の力になるはずです。
心温まる素敵なレビューをありがとう🐰ずっとずっと大切にします( ´͈ ᵕ `͈ )

依兎さん
2020/02/05 15:03

*レビュー御礼*
古賀結衣様

初めに、『きみはハリネズミ』に出逢ってくれて本当にありがとう。大好きなキャラクター達が結衣ちゃんに逢えたことを心から嬉しく思います。

矛盾だらけで、不完全で、息が詰まる世界を生きるなこにとって、青春は触れたくて触れられないもの。それをどうやって表せばいいのか悩みながら、なこと同じ目線で書いてきたので、結衣ちゃんの言葉が心に深く染み入りました。
なこが傷つきながらも1歩ずつ未来を歩いていけるのは、茅ヶ崎くんを通して皆とも向き合うことが出来たからだと、結衣ちゃんのレビューを読んで改めて感じました。

『きみはハリネズミ』は等身大の悩みや苦しみをテーマに執筆した作品です。
「読んで強くなれる、前を向ける」
この感想を貰えるのが1番嬉しくて、作者冥利に尽きます。本当にありがとう。

これからも、なこのように前を向いて心を揺さぶれる作品を紡いでいこうと思います。なこが結衣ちゃんの心の中で生き続けられますように。そして結衣ちゃんの未来が、なこと同じように輝くものでありますように。そんな願いをレビュー御礼に代えさせていただきます。

素敵なレビューに心からの感謝を。

依兎さん
2019/12/05 17:18

この作品のひとこと感想

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