「また、来るからね、大輔…」



やっぱり秋の風が彼女の髪を揺らす。



泣かないで。








大丈夫だから。きっと、君なら大丈夫。








春になったら、きっと、また、逢えるから。







だから…どうか、君が、笑っていますように。