すると、ゆっくんが私の頭の上に優しく手をおく。


「うん、知ってるよ。梨那は恭平達のこと、大好きだもんね?」


「う、うん…//も、もちろんゆっくんとまさくんのことも大好きです……////」


私は二人の顔を見れなくて、俯いた。






………………


………………


………………


「…え?爆弾!?観覧車の近くに爆弾が仕掛けられてたの……?」


いきなりの爆弾発言に驚く私。


「ああ。これからその爆弾を、俺と誠二で解体する。」

「え、二人が……?」


警察を呼んだんだよね?

それなのに、今日は非番の二人がやるの……?


「もしかして、もう時間がないの…?」


二人がどうしてもやらなければならない理由は、これしか思いつかなかった。