昨日のことを夏菜に報告した。

夏菜「えっ、それもう結弦しかいないでしょ!」

結弦「そうなのかな……」


夏菜「だって後1人の子七瀬くんと関わりないじゃん!」


結弦「だよね…。」







これは本当に期待してもいいのかも。
でも自分から告白する勇気なんてない。
こんな自分は嫌だけど。我ながら本当に自分は
チキるタイプだと思う。




































昼休みに急な委員会が入った、この間のポスターを今日完成させるらしい。

私は、大都くんと拓海くんと同じテーブルでやっていた。



順調に作業は進んでいた。普通に話もしていた。


なんだけど急に………拓海くんが

拓海「こいつお前のこと好きだよ。」


なんて言った。


そしたら大都くんも、

大都「俺、お前のこと好きだから」


なんて言ってくる。こんなの信じていいかも分かんないし、雑じゃない!??




別にこと後何もなかったし、何も進展なんて無かった。



でも、私はその日のことがずっと頭から離れなかった。本当なら確かめるべきだと夏菜にも言われた。




だから、私は勇気をだして放課後帰る前に大都くんに聞いた。



結弦「ねぇ!大都くん、この間言ってたことって本当??」



大都「本当だよ。」


その後、会話できるはずもなく、またここで終わったのだ。後は、告白するだけの話だ。でも、私は告白した事なんてないし、言うのすら恥ずかし過ぎて無理そうだった…。




そんなある日、私は部活をしていると
部活姿の大都くんが来た。
ユニフォームの大都くん新鮮……


大都「集めるプリントあるんだけど持ってる?」



結弦「ごめん!出し忘れてた!!」


大都「今、委員長いつもの教室にいるから届けに行こ」


結弦「うん!行く!」









結弦「委員長ごめんね!!忘れてて……!」


委員長「大丈夫だよ!!ついでになんだけどさ、ちょっと、集計手伝ってもらってもいい?」



結弦「うん!」


大都「じゃ、俺もやるよ」



委員長「ありがとう!早く終わったよ!部活途中だったのに、ごめんね!」


結弦「こちらこそ、ごめんね!」

委員長「もう、大丈夫だよ~!」

結弦「じゃ、また!」