「おれ、さっき告白された。」

するとなぜか涙目の真夜。
「つ、付き合うの?」

お?俺に関心をもってる?
前までなら………


「え?秋ちゃん告白されたの?
優しいからそりゃ、ほっとかないよね〜」

と、それはまあ、見事にスルーされてた俺………。

なんだと!これは進展したってことか?


「付き合わねーよ。だって好きなやついるもん。」


と、真夜を撫でる。

「よかった……」

と、真夜が小声で呟いたのを

俺は聞き逃さなかった。



「それって、俺のこと気になってるってこと?
期待していいわけ?」