二人で廊下を歩いてた。
すると……。
「あ、あの。秋くん。
話いいかな。」

とっても可愛い女の子が秋ちゃんを呼び止めた。

「え?でもおれ……。」


「あ、秋ちゃん、待ってるから。
行ってきて??」

複雑そうな顔をした秋ちゃんはしぶしぶ
行った。

「どーしよっかなぁ。
寂しく待ってるかぁ。」

秋ちゃん。告白かなぁ?
そー考えてるともやもや……。


秋ちゃんがもしも、もう二度とそばにいてくれなかったら?

もしも、もう頭を撫でてくれることもなかったら?


もしも、他の人と楽しそうにしてたら?


もし……誰かとキスしたり、手繋いだりしてたら





私はきっと耐えられない……。




私はひとりで想像した。

胸が痛い。辛い。悲しい。
そばにいてほしい。

触れてほしい。

これは好きってこと?