俺はもうすでに 昨日の言葉なんか忘れていた。 ”恋人のふり”なんて。 そんな言葉を忘れるほど、 俺と美波は、本当に想いあっているように感じたんだ。 そのまま手を繋ぎ二人で登校すると 学校中が大騒ぎになったのは言うまでもない。