音くんはニコッと笑って

「もちろん。いつか二人で愛し合おう。今は僕が愛して、いつか君が僕を愛して、それで…。
ずっと二人でいよう?誰にも邪魔されないように一緒に住んで、一緒にご飯を食べて、一緒にお風呂に入って…お互いに理解しあって。

ず〜っと一緒にいよう。」

きれい…。うん。うん!愛知りたい。

愛し合いたい。初めての愛を教えて?

「うん!教えてね、音くん。愛し合おう…いつか
一緒にいよう。ずっと。」


今思えばこの時から私の歯車は外れてしまったのかもしれない。この時の私は愛を知りたくてしょうがなかった。知らなかった。

愛は本当にたくさんの種類があることを。
…でも大好き、愛してるよ?…音くん。