あ、じゃ包帯買わなきゃ。

薬と湿布も。薬局って近くに…あるね。
少し遠いけど、歩いと行ける。

「愛してくれるの?…本当?じゃあ、薬局行かないと!嬉しいなぁ。」

音くんは不思議そうな顔をして

「…ねぇ、り〜ちゃん、なんで薬局に行くの〜?買いたいものあるの〜?」

あ、傷だらけの方がいいのかな?

「?音くんは傷がいっぱいあった方がいい?」

首を傾げて聞いてみる。

「…ねぇ、り〜ちゃん、り〜ちゃんの思ってる愛ってどんなものなのかな?」

険しい顔で聞いてくる、それでも音くんはとても可愛い。羨ましい。