か、可愛いは関係ない気がするな…。

てか、慣れてないよ!恥ずかしい…。

「か、可愛いは関係ない気がします!
あ、あと私偉くな、ないです…。」

私、偉い子じゃないの。悪い子なのに。

男の子は首を傾げてにこっと笑った。

お花みたい。ふわっと綺麗なお花。
男の子には失礼かな?

そんな事を考えていると私の頭に手を乗せてきてなでなでしてくる。

えっ?えっ?

「君は偉い子だよ〜?可愛くて優しい子なんだよね〜?僕にはわかるもん。今まで頑張ってきたんだよね〜?偉いねぇ。いい子いい子!」