「ごめんごめん、ちょっと深く切り過ぎたね?」


あたしは一気にカッターの刃を引き抜く。


同時に血がどっとあふれ出して下のビニール袋を濡らして行った。


「ほら見て、血は全然下につかないでしょ? だから安心して?」


あたしがそう言うと、武はボロボロと涙をこぼしながら体をよじり、自分からビニール袋の上に座った。


そしてあたしが見ている目の前で、放尿したのだった。