な、な、なんじゃこりゃ？私の前にはお城のような綺麗な建物が…

彩芽「え、これが学校…？」
驚きながら理事長室を探しながらキョロキョロしながら歩いていると…

ドンっ

彩芽「きゃっ…ぃたた」
誰かとぶつかってしまった

彩芽「ご、ごめんなさいっ」

？「っ…こちらこそ悪かったな。大丈夫か？」
一瞬ビクッとしたが相手が慌てて謝り心配そうに聞いてくる

彩芽「だ、大丈夫ですっ」
相手が大丈夫なのか顔を上げると…息を呑むほど綺麗な男の人がいた…黒髪に少しセットした髪に切れ長の目…スっと高い鼻に綺麗な口…こんな美青年見たことない…と見とれていると

？「おい…何か俺の顔についてるか？」
相手の問い掛けに慌てて謝る

彩芽「あ、すみませんっ！あの…理事長室教えて頂きたくて」

？「あぁ…転校生か…なら陽案内してやれ」

陽「はーいっ！がってん承知っ！！」
ビシッと敬礼するとスタスタと歩いて行くのを慌てて追いかける