Side.蓮
俺は凛衣が酔ってる姿を見て、無性にイラついた
どうして酔うまで飲むんだ。
潰れるまで呑むくらいなら客を帰らしたらよかったんだ。
それが仕事だとわかっていても、ムカついてしまったんだ。
酔ってる凛衣に触る客を想像するだけで殺ってしまいそうになる。
もっと状況をきちんと啓に聞くべきだった。
車の中で、凛衣が起きあがり話し掛けてきた。
俺はイライラを抑えきれず、凛衣に大して口調が荒くなった。
凛衣もキレ出し、家に帰ると言い出した。
酔ってるから絶対1人じゃない方がいいのか分かっていても、俺もイライラしてたから家に送ってしまった。