「言いたいことがあるから言え」







「私は、別に1人でも平気です。誰かに助けて欲しいとか頼りたいとかそんな感情ありません。気遣ってくださったことは感謝します」






「どうしてそう、自分の感情を押し殺す」



!!




どうしてこの人には私の嘘が通用しないのだろう。
これ以上傷つきたくない。
大切な誰かを作った所で結局は1人になる。
孤独になる。
その苦しみが痛いほどわかるから1人でいい。
もう慣れてる
今更寂しいとかそんな感情1ミリもない。








「お前気づいてないのか?」


「...?」


「泣いてるぞ。」




「嘘。私が?」