「なんかごめんね?」

「ううん、萩野くんが謝ることじゃないよ」


萩野くんは微笑む。


「どこ行きたい?」

「うーん…行きたい場所じゃないんだけど…
私、萩野くんのこと知りたいから教えて?」


彼はニカッと笑った。


「うわー、めっちゃ嬉しい。
じゃあその辺の公園 行こっか。」

「うん!」