朝6時。
王子から、「風邪を引いたから今日は休みます」というメッセージが送られてきた。
私は「了解です」と返事をした。
今日は、バレンタイン。
王子にプレゼントしようと思っていたチョコチップクッキーを見て、ため息をつく。
昨晩、会社の人達にあげようと思い手作りしたクッキー。
どさくさに紛れて王子にも、あげようと思っていたのに。
作戦は失敗した。
今日は金曜日。
明日あげることは出来ない…。
「仕方ないよね」
今迄、ぼーと仕事してきた王子が。
急に真面目に働くようになったのだから。
身体がついていってなかったのかもしれない。
疲れがたまってたんだろうな。
まぁ、オッサンだから回復が遅いのかも。
紙袋に、ラッピングしたチョコチップクッキーを入れて。
家を出る。
久しぶりの一人出勤に、変な感覚を覚える。
隣にはいつも、王子がいて。
毎日のように横顔に見とれていた自分。
隣にいないって、寂しいんだなと感じた。
4月からは、また一人で出勤しなきゃいけないんだ。
そう、考えると。
胸がギュっとしめつけられるような気がした。
王子から、「風邪を引いたから今日は休みます」というメッセージが送られてきた。
私は「了解です」と返事をした。
今日は、バレンタイン。
王子にプレゼントしようと思っていたチョコチップクッキーを見て、ため息をつく。
昨晩、会社の人達にあげようと思い手作りしたクッキー。
どさくさに紛れて王子にも、あげようと思っていたのに。
作戦は失敗した。
今日は金曜日。
明日あげることは出来ない…。
「仕方ないよね」
今迄、ぼーと仕事してきた王子が。
急に真面目に働くようになったのだから。
身体がついていってなかったのかもしれない。
疲れがたまってたんだろうな。
まぁ、オッサンだから回復が遅いのかも。
紙袋に、ラッピングしたチョコチップクッキーを入れて。
家を出る。
久しぶりの一人出勤に、変な感覚を覚える。
隣にはいつも、王子がいて。
毎日のように横顔に見とれていた自分。
隣にいないって、寂しいんだなと感じた。
4月からは、また一人で出勤しなきゃいけないんだ。
そう、考えると。
胸がギュっとしめつけられるような気がした。