甘い匂いを引き連れて久々に家に来た君
早速君を食べてしまいたかったけれど
ご飯前に食べたら怒られてしまうかな
先ずはご飯を食べよう
君は少し寒そうだ
けれども僕は
そんな君を見てニヤついてしまう
小さい頃はいつも傍にいてくれた
けれど大人になるに連れて君のことを
あの時感じた嬉しさを
心も満たしてくれたのに
忘れていた
でも今日君を家に招いた
僕は嬉しくって子供に戻ったみたいに心が踊っているよ
さぁお風呂に行ってくるよ
いつも通りの毎日
だけど今日は違う
君がいるだけでこんなにも胸が踊るなんて
僕は疲れを洗い流し
癒しを求めに君の元に直行する
あぁ、凄く美味しそうだ
手に握ると冷たさを感じる
僕は君を皿の上に落とす
君は少し恥ずかしそうにモジモジする
あぁ、本当に美味しそうだ
君の飴色の部分も肌色の部分も
では、いただきます
パクッモグモグ…
うん。やっぱり美味しいね。
僕は満ち足りた気持ちでベッドに沈んだ
これからも買ってくるからよろしくね
プリンちゃん