あたしだって
努力なしにそこまで成長した訳じゃないんだから。



本当アホくさい。


そんな女たちがウザくて苛々してしまい、結局タバコに手を伸ばしてた。



そんなのが毎日ずっと続いてた。


でもそんな荒れ狂ったあたしに気付いてくれたのが大輝だった。


「ありがと。


あたし大輝のこと好きだよ」


『じゃあー…』
「でも、あたしは慎也しか
考えられないんだ。


ごめん。」


大輝は慎也にとっても
あたしにとっても大切なツレ。


だから本当は傷付けることは
出来るだけしたくなかった…


でもやっぱり、そおゆう大事なことは言わなきゃいけない。


『やっぱそうだよな…

でも、付き合うのはムリでも
ツレとして相談を聞くことはできる!!


なんでも聞くよ?』


「ありがとう。

でも大輝の気持ちだけであたしは十分嬉しいし、救われたよ。


これからもあたしのツレとして、慎也のツレとして、


ずっとよろしくね?」


そう言うと大輝は凄いカッコイイ笑顔であたしに『当たり前』
と言ってくれた。



大輝…ありがとう。ごめん


あたしはそんな気持ちでいっぱいになった。