笑えない。


あたしはとりあえずみゅーに連絡をした。


公園に入ってボーっとしてたら急に鳴りだした携帯。


あ、みゅーだ。


「はいはぁい」

『里菜…大丈夫?』


「どぉしてぇ?

あたしは全然平気だよ?」


『無理しなくていいんだよ?

里菜、あんなに慎也君のこと
信頼してたじゃん。


辛くて当たり前だよ!!


無理しないでよ…

泣いていいんだよ?あたしが聞いてあげるから』

みゅーがそう言ってくれた瞬間

あたしは初めて涙が流れた。