あたしは悲しいと言うよりも
バカバカしくなってた。


本気でこんな男を
まじで信頼してた自分が
まじでバカバカしくて。


もーこんな男
引き止める価値もない。

いらない。


でもそれじゃあつまんないから…
お仕置きでもしてみるかな!!


あ、いーこと思いついた。


ガバッ


布団を取り上げてみた。



『やぁっ!!』

『お、おい!!里菜っ』

「なぁにぃ?

自分らが悪いんじゃないのー?

キャハハハハっ」


いいきみ。

超恥ずかしかってる二人はまじ見物。



あ、もっとい~の思いつーいた


「ねぇ、じゅ~んなっ

ちょっと来て?


慎也はここで待ってなよ」


『お、おいー…』


『里菜…なにするの?』


えーっと…紐…紐…

あった!!

「向こうむ~いてっ♪」


『えっ!?

ちょっと!!里菜っ!!』


あたしは無視して
純奈の手と脚と身体を縛った。

『里菜…ごめんなさい。

もうしないから…


償うから…

お願い…っ』

そんなのあたしには
関係なぁ~い。

今頭にキテるから
あたしは今やりなたいの。


「黙ってて?」