『ん…っ

…っ!!あ、り…りな…』


純奈が起きた。


今更焦ったってもう遅い。


「お前何やってんの


何人の男と裸で寝てんの?」


笑顔で言ってみた。
ちょー引き攣った満面の笑顔で♪


『あ…えっ…


どうして…りな…』


「どうしてだろうね?アハハ




…決まってんでしょ?

あたし合い鍵持ってんの。」


『うそ…』


うそじゃねーよ。

まじ意味わかんねーし。


「おい!!
お前さっさと起きろや」


『ん…えっ!?はぁっ!?


里菜っお、お前どーやって!?』

ばかじゃねーの。


「慎也君がくれた合い鍵で入っちゃった~♪アハハ」


つーか合い鍵持ってなくて
あたしが慎也ね家に入れなかったら
女と寝ていーのかよ?


まじ頭おかしーんじゃねぇの?



慎也は一生懸命言い訳しようとしてる。


でも今のあたしの耳には
そんな話し一切入らない。


純奈は必死に身体を隠しておどおどしてる。


それがまた腹立って、

余計頭にキタ。