ライターを届けると言ってから
結局時間がないまま
1週間が経ってた。
その間、珍しく慎也からの連絡はゼロ。
「最長記録更新中~」
なぁんてみゅーに笑ってみたけど、やっぱ不安になる。
『里菜ぁ。大丈夫?』
「えー?なんで!?」
『里菜なんかあった?
何でも言ってね?
遠慮とかいらないから!!』
そう言ってみゅーは教室を出て行ってしまった。
「はぁ~…」
明日土曜日だし…
慎也仕事かもしれないけど
届けてみるかっ…。
慎也は一人暮し。
一応合い鍵は持ってる。
でもあまり使うことはない。
仕事くらいはちゃんと
行ってほしいもんだ…(涙)