「かなみ~~」

どこからか声が聞こえた。

「誰か私の名前、呼んでるよね?」

「うん。誰だろう…??」

そのとき、柏木くんが言った。

「うしろ。」

「えっ?」

二人で後ろを向くと、かなみの彼氏さんがいた。

柏木くん、よく気づいたなあ~

だって、あんなに人いっぱいなのに…

「あっ!!こうたじゃん!」

「かなみ、やっと気づいたな笑」

「ていうか、大きな声で呼ばないでよ//恥ずかしいじゃん///」

かなみ、デレデレじゃん!笑