翌朝


私は中学最後の試合のため朝早く家を出た



武道場に行くと、まだ少し静まり返っていた

鍵当番は私だから、鍵を開けて、
柔道着着替えた。

みんなにとっては意外かもだけど、
私は柔道に中学の全てをかけてる

一応私は三島財閥の娘だから、
母さんや父さんには、ものすごく反対された

でも、柔道をものすごくやりたい気持ちはあったから、
自分の思いを素直に打ち明けたら、
渋々だけど、許してくれた。


でも、高校生では一切無しだと言われた。
だから、私はこの大会にかけてる。