♪ ♪ ♪
「篠宮ってフルート上手だよね。」
先に口を開いたのは、奏だった。
「ほんと?ありがとう!私ね、中学生の頃から……」
奏は笑っていたが、心なしか悲しんでいるようにも見えた。
「奏くん?大丈夫?」
「…えっ、だ、大丈夫!」
少し焦っているような気がした。
だが、あまり、深く触れるのはよくないと思い、口を閉ざした。
「篠宮ってフルート上手だよね。」
先に口を開いたのは、奏だった。
「ほんと?ありがとう!私ね、中学生の頃から……」
奏は笑っていたが、心なしか悲しんでいるようにも見えた。
「奏くん?大丈夫?」
「…えっ、だ、大丈夫!」
少し焦っているような気がした。
だが、あまり、深く触れるのはよくないと思い、口を閉ざした。