いつも通り、呼び出されて社会科準備室へ行った日だった。
放課後、みんなが部活をやっている時間に私は初めて先生と学校の社会科準備室で繋がった。
優しさなんか無かった。先生は自分の満足するように腰を振り私の事なんか全く考えていなかった。自分の欲求だけを私にぶつけている様な感覚。
それでも私はそれを「愛」だと勘違いしてされるがまま、愛されていると思ってしまった。

それから休みの日や放課後に先生に呼び出されてはラブホテルに連れ込まれ性欲処理として使われた。
表で目立つデートができない関係だし、これが大人の愛情なんだと私は勝手に思い込み求められることに精一杯応えた。

そしてついに先生は私を他人に貸し出そうとした。

「先生!さすがにそんなの無理!先生意外とえっちなんて出来ない」
「俺の言うこと聞けないの?」
「でもっ…」
「俺の大事な友達なんだよ」
「さすがに…無理です…帰ります」

私は溢れる涙を堪えて帰ろうとした所を先生に腕を掴まれベッドに押し倒された。

「嫌!やめてっ」
「現役JKはさ、高く売れるんだよ」

そう言って全く知らない人が部屋に入ってきて私は犯された。
その時やっと目が覚めた。
先生は私のことを愛してくれてなかった事に。
ただの性欲処理機で金儲けに使われた事に。
きっと誰も助けてくれない。
だって誰も私たちの関係を知らないから。
もう、死にたい。

犯されている間、私はニヤニヤしてお金を数える先生を眺めることしか出来なかった。